自動車工場の期間工は現代の蟹工船?エリート商社マンからの転落人生

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。

切れ痔でリタイヤ寸前のさとやん7です。

 

 

さて、期間工と言えばご存知のように蟹工船に例えられる事が多いのですが、

少し前にネットでそれに関する興味深い記事を見掛けたので紹介しておきます。

 

以下は30代後半まで大手商社で勤務した後に

借金の返済のために期間工に堕ちてきた元エリートサラリーマンの発言。

 

 

「寮の飯はクソまずい。仕事は1週間ごとの昼夜二交代制なので、うまく睡眠がとれなくなる。毎日が同じ作業の繰り返し。でも、ミスをすればライン全体が止まってしまう。だから現場の正社員はパワハラまがいの言動でプレッシャーをかけてくる。ストレスでおかしくなりますよ。実際に、おかしくなって工場の隅や寮で何かを叫んでいた期間工も何人かいました」と山田さんは自動車期間工として過ごした過酷な日々を振り返る。

 

 

「歯車になって働いていると、何も考えられなくなるんです。でも、ある日、寮と工場を往復する送迎バスの中で気づいたんです。これって“蟹工船”だって。小説では工員たちが臭気で充満する船室を“糞壺”と自嘲する描写がありますが、全く同じなんですよ。夏場の夜勤明けなんか、ものすごい臭いなんです。想像してみてください。夜勤を終えた臭いのきつい汗だくの男たちが、補助席まで使い切った満員のバスに押し込まれ、朝日が差し込む中で泥のように寝落ちしている光景を。僕たちは磨けば使い続けてもらえる歯車ですらないんですよ。使い捨ての“ぼろ雑巾”なんだって」

 

ちなみに彼は脱サラ後に収入が激減して貯蓄も底をついてたにも関わらず

生活水準を落とす事が出来なかったために借金が300万円まで膨れ上がり、

その返済のために財閥系の自動車メーカーで働いたとの事です。

 

まあ、良くある話と言えば良くある話。

 

期間工って面接では借金の話はタブーですが、

実際には100万円単位の借金を抱えてる人は非常に多いですからね。

 

 

そして彼が働いたと思われる自動車メーカーですが、

『飯がクソまずい』という発言だけ見れば多くの人はマツダを思い浮かべるでしょうね。

 

実際に自分も真っ先にマツダが頭に浮かびましたわ。

 

ほんと、あそこは工場の昼食の弁当も寮の飯も酷かった・・w

 

 

まあ財閥系と言えば三菱なので岡崎工場かパジェロで働いてたのでしょうね。

 

そして彼は3ヶ月で100万円近くを貯めて東京に戻ったものの、

残りの借金を返済するために再び期間工になったそうです。

 

ただ、それも冷静に考えれば少しおかしい話なので、

おそらく仕事がしんどくて3ヶ月しか続かなかったのだと思います。

 

実際に期間工ブロガーでもそんな人が何人かいましたし、

今の職場にも三菱で似たような体験をした人がいましたからねえ。

 

そして最後に以下のような発言。

 

「もう40代なので、働けるところが限られているんですよ。期間工は健康な男だったら誰でも雇ってくれるし、手堅く稼げる。僕にはこれしかないんです」

 

まあ、発言の節々に山田さんという人間の考えの甘さが見て取れますが、

期間工の現状に対する認識も非常に甘いと言わざるおえませんよね。

 

そもそも誰でも彼でも雇ってくれる時代はとっくの昔に終わりました。

特に40代・50代ともなれば尚更でしょう。

 

今では自動車工場の期間工は立派な人気職種であり、

もはや自分の都合の良い時だけ働ける状況ではなくなってます。

 

だから会社によっては年齢を理由に応募すら渋られるというのが現状。

 

しかも仕事が続かなければ絵に描いた餅ですからね。

やはり稼げる会社はそれだけ仕事もパワハラもキツイのが実情でしょう。

 

今は自動車業界にとって100年に1度の変革期と言われてますが、

おそらくそれに応じて期間工の働き方も随分と変わっていくはず。

 

もはや蟹工船的な旧態依然とした働き方はトヨタ車体や三菱だけで、

今後はホンダのような緩い働き方が主流となっていくことでしょう。

 

おそらく今後は働き方改革や年金支給年齢引き上げの影響で、

最長契約期間も延長される流れになってくると思うので、

そうなってくると期間工は蟹工船ではなく男子一生の仕事ですね・・。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。